強い人になりたいと思った。
ああだこうだ怒ったり悲しんだり愚痴をこぼしたりするよりも、現実をしっかり受け止めた上で前を向かなければ何も始まらないんですよね。わかってます。
でもね、強がって「彼女を信じて待つ」って言うのは簡単なんだけど、その簡単な強がりが出来ないで最悪の事態を想定しては「もう二度と会えなかったらどうしよう…」という恐怖にびくびく怯えちゃうんですよね。怯えたまんまじゃ身が持たないから怒ったり悲しんだり愚痴をこぼしたりしちゃうんですよね。
ホント弱っちいヤツだなぁオレは…。
「多くの人に多くの幸せを与えてきたオマエの大好きなスーパーアイドル加護亜依は、この程度のコトでダメになっちゃう程ヤワじゃない!今は苦しんでいるかもしれないけどきっと乗り越えてくれるはずだ!そんなコトはオマエ自身がよく知っているコトだろ!」
もう一人のオレが弱っちいオレに向かって叫び続けている。
強くならなきゃいけないんだ。
「彼女を信じて待つ」強さを身につけなきゃいけないんだ。
復帰してきた彼女に対して、心から精一杯の愛を込めて「おかえり!」って言えるような強い人にならなきゃいけないんだ。
この苦難を乗り越えて復帰する彼女の強い愛を全身全霊で受け止める為にも。


最後に一言。おそらく彼女が復帰する時はまず謝罪をするでしょう。
「罪を認めて反省すべし」「謹慎やむなし」などと言った社会正義を振りかざした人々は、世間様に対してもの凄く悪いコトをした重罪人のように謝罪をする彼女の姿を見て初めて「彼女はたいして悪いコトをしていない」ってコトに気付くんじゃないかなぁ。