ishicoro2005-05-08

「第六感 ヒット満開!/モーニング娘。」を観に行きました。あいぼんの卒業以来、モーニング娘。の現場からは明らかに足が遠のいていたので、去年10月の横アリ以来の久しぶりのモーニング娘。のライブでした。
あいぼん在籍時は、彼女を中心に観ていたし、去年10月の横アリは彼女が卒業してから初めて観た公演だったので「彼女のいないモーニング娘。はどんなモノなのか?」と変にかしこまって観ていたと思います。なのでライブの善し悪しはしっかりと分からなかった気がしますが、楽しかったというのがその時の感想でした。
んな訳で今回のライブはあいぼんがいないモーニング娘。というものとしてしっかりと冷静に向き合う初めてのライブでした。そのおかげであいぼん在籍時には出来なかった完全にフラットな感覚で全メンバーをコンスタントに観るコトができました。
チャレンジシートだったので、モニターを観る機会が多かったので、個々の表情と言うモノがおのずと気になりました。そんな中感じたのは、個々の表情のパフォーマンスに明らかに差が出てるんだなぁってコトです。歌やダンスではなく表情をパフォーマンスと呼ぶのは何か変かもしれませんが、オレは表情が作り出す聴衆を引きつける雰囲気、アーティストパワーみたいなモノから大きな感銘を受けるので、あえてパフォーマンスと言わせて頂きます。
んでもってコチラが引きつけられるようなイイ表情をしていたのが「石川・吉澤・藤本・高橋・新垣・田中」です。
石川:卒業公演というものもあって輝いて見えるのは当然かな。声援を受けそれを笑顔で返す「みんなの恋人石川梨華」みたいな感じがして、こっちもすごくいい気分になれました。
吉澤:すったもんだの末に新リーダーとなった彼女なんですけど、実は彼女はリーダーという立場が一番合ってるのかも。ギラギラとした眼力からはファンが自然とライブに盛り上がれる、彼女についていくという熱気に繋がるようなものすごいパワーを感じました。
藤本:ライブを楽しんでるという雰囲気を一番強く感じました。ファンを掌の上で踊らしているという感じの余裕の笑顔。ですが掌の上で踊らしながらも、しっかりと我々を楽しいと感じられる方向に導いてくれるので掌の上で踊らされるコトを心地よく感じさせてくれました。
高橋:彼女の表情からはプロステージアーティストしての風格に満ちたカリスマを感じました。娘。の中心としての自信からくる余裕のなせる業なのか!なちゴマに一番近いのは彼女なのかもしれないって思いました。
新垣:16歳という大人になり始める女性的な魅力を周りに振りまきまくってますね。なんかスゴク身近に感じられる独特の優しい笑顔でした。
田中:なんか少年のような無邪気さと、少女のような可愛らしさが同居した中性的な魅力を感じました。これは彼女の今現在の年齢からくるモノなのかなぁ。いやはやなんとも神秘的。
その他「紺野・小川・亀井・道重」も確かにスゴク可愛かったのですが、それを越えるモノが感じられなかったのが残念かなぁ。まぁオレが今回気付けなかっただけかもしれないんですけどね。
あと新メンバー久住さんの紹介があったのですが、満員のファンの視線を受け緊張しながらも笑顔でステージに立つ姿は初々しくてスゴク好印象。ようこそ、これからヨロシクね!って感じですね。
そして今回のライブは石川梨華卒業式だったのですが、変に湿っぽくならずにイイ卒業式でしたね。今までの卒業式ってなんかメンバー同士のお別れの儀式的な感じが強かったのですが、今回は梨華さんのファンにたいするメッセージ色が強くて卒業式に参加しているという感覚が強く感じられてスゴク良かったです。高橋さんもメッセージで言っていたのですが、ホント他のメンバーが憧れるイイ卒業式だったと思います。