心にポッカリと開いた穴。
その穴の大きさをリアルに感じているうちは「怒り」「落ち込み」と言った負の感情であっても自分自身の心が大きく揺さぶられる、いわば感情の「生」は確実に存在していた。
ところが最近そのポッカリと開いた穴の存在が「埋まる」のではなく「慣れる」コトによって当然のように心に居座ってしまい、感情を大きく揺さぶるようなモノではなくなってしまっている気がする。
「期待」は砕け散った時のショックを何度か経験した結果、極力しないようにする精神構造が無意識のうちに構築されてしまっている。
そして気付けば「無気力」「無関心」「無感動」な、いわば感情の「生」が乏しい自分がココにいる。
いかんなぁ…。