「みなさんはモーニング娘。が好きですか?」
まぁ人間関係において自ら「自分のコト好き?」なんて聞くなんてのは
花子「ねぇ、ワタシのコト好き?」
太郎「何言ってんだよ、そんなの当たり前だろ」
花子「照れないでちゃんと言ってよ」
太郎「好きだよ…」
などと文字を打っててこそばゆくなるようなカップルのシチュエーション以外は、少なからず相手に対する不信感からくるケースが多いですよね。
アーティストとファンの関係には物理的な距離こそあれ、ライブという空間では信頼関係で結ばれていると思うし、だからこそお互いに楽しく幸せな時間が過ごせるのだと思います。
なので、こういった質問を向けられたというコトはそんな信頼関係が崩れ始めているのでは?と思うと淋しい限りです。
もちろん、その時の会場の雰囲気などが分からないので、端的にこういうクエスチョンを投げかけられたという事実からしか物事を言えないし、只単に負の要素から深読みしているだけなんですけどね。
今回の吉澤リーダーの質問はその場の空気を盛り上げるのに一役買ったようなのでなによりなのですが、「モーニング娘。」に限った話ではなく「ハロー!プロジェクト」全体としてライブ会場でのアーティストとファンの関係を改めて考え直すには良い機会かもしれません。
いろいろなヲタ界隈でマナー云々が言われてる昨今なのでなおさらです。
ライブ会場って本来はステージ上のアーティストのコトを、度合いに差こそあれ「好き」という人々の集まりなんだと思います。そりゃお金を払ってまでそこに居たいって人々の集まりなのだから当然ですよね。
ですがハロプロ現場には残念ながら「好き」という気持ちを置き去りにし、ステージ上のアーチィストには目もくれず「騒ぐ」「暴れる」「ストレス発散」などといった目的の為に足を運ぶ人が多くいる気がしてなりません。
もちろんお金を払っているのだから、どういった目的を持って会場に入ろうが自由ではあります。
ですが、そういった「騒ぐ」「暴れる」「ストレス発散」を目的としている人々は、彼女達にはファンに対する不信感を持たせ、「好き」という気持ちを持ってライブ会場に足を運んでいる人には淋しい思いをさせているというコトについてどう思うのか、心ある人として考え直して欲しいものです。


私、自分を好き!って想ってくれてる人に見られるの、大好きなんです!だからライブ、大好き!すごく刺激的ですよね”

以前、亜依ちゃんは雑誌のインタビューでこのように言っていました。
彼女にはいつまでもこういった気持ちでいてもらいたいです。そしてこう思い続けて貰えるようなファンでありたいと思います。
もしかしたら先日のイベントで、一人のちっぽけなファンの言葉でしかないのですが「大好きです!」という気持ちを伝えられたコトはもの凄く有意義だったのかもしれません。