今日こそは「W ファンの集い」のレポいきます。って言うか感想ですかね。
最初は「ファンの集い」らしくゲーム大会やら質問大会でしたが、のんびりとした進行ながらも客席との距離感を感じさせない彼女達ならではの雰囲気でとても楽しく過ごせました。
まぁ、諸事情もあったので「この場いられなかったかもしれないんだよなぁ…」なんて思うと、彼女と一緒にいられるだけでしみじみと幸せを感じるコトが出来ました。
そんな幸せ気分で迎えたステージだったのですが、とにかく最高でした。
W(ダブルユー)の楽曲のオンパレード、そしてステージにはW(ダブルユー)だけという風景。
大好きな亜依ちゃん、大好きなW(ダブルユー)、大好きなW(ダブルユー)の楽曲の数々。
この大好きだらけに埋め尽くされた何度も想像はしては胸を躍らせいた空間は、オレが心から望んでいたモノそのもので、想像を遙かに超えて素晴らしい空間でした。
全ての曲がフルコーラスで、それぞれの曲の魅力を余すコトなく伝えてくれる彼女達のステージパフォーマンス。7曲という決して多くはない曲数であっても、W(ダブルユー)だけという密度の濃い時間のおかげで、とても幸せな時間を過ごすコトが出来ました。
そして、なによりも幸せだと感じたのは、彼女の歌手として生き生きと歌を歌っている、TVや写真などでは決して見ることの出来ないもの凄く生き生きとした姿をおもいっきり感じられたコトです。ホント幸せでした。
そしていよいよ握手会。細かいコトは11/12に書いていますが、彼女と触れ合う、直接言葉を交わせるという素晴らしいモノではあるのは確かですし、一方的ではあっても「大好きです!」という気持ちを伝えられたので満足はしています。
ですがそこにはさっき見たステージで生き生きと輝いていた彼女の姿はありませんでした。
それは高速握手会という性質上、彼女がルーティーンワークのように次々にファンと握手しなければならない状況がそうさせたのだとは思います。
そんな状況の中、間近で見て触れ合い、面と向かって「大好きです!」という気持ちを伝えれたので満足は出来たのですが、何か味気ないモノでもありました。
まぁ実際の所、握手会というのはこうモノなのかもしれませんが、直前のステージで彼女の生き生きと輝いていた姿を見ていただけに変に違和感がありました。
よく握手会は「ゼロメートル接近」のように表現され、ファンとしてはこれ以上ないくらいの接近(触れ合うのですから当然ですが)なので最高の瞬間だと言われたりもします。
もちろん握手なんてそう簡単に出来ませんので、もの凄く幸せであるコトには変わりないですし、過去の握手がオレにとって良い思い出になっているのは確かです。
ですが「W ファンの集い」でのオレは「ゼロメートル接近」した瞬間よりも、客席から生き生きと輝く彼女の魅力をおもいっきり感じた瞬間の方が幸せでした。


でもコレって実はアーティストとファンの関係では当然なのかもしれません。
だってアーティストって握手してファンを喜ばせる存在でははなく、歌を通じてファンに感動を与える存在ですし、アーティストとファンの間では歌が唯一の揺るぎない接点だと思いますからね。
そして、その揺るぎない接点でどれだけ感動できるかがファンの幸せの大きさであると思います。
ファンは受け手でしかありませんが、受け手としての感動が大きければ大きいほど幸せな思いが出来るし、それによってより一層アーティストに対する愛情も深まるものですよね。


同じ日に「ステージで生き生きと輝く彼女の魅力をおもいっきり感じる」と「彼女と握手をする」というのを体験し、アーティストとファンの関係においてはファンの居場所として唯一定期的に供給されている客席こそが、アーティストの魅力を存分に感じるにおいてはベストポジションなのだと言うコトに改めて気付かされました。
握手で大きな感動を得られなかったコトは不幸なコトかもしれませんが、握手をして触れ合うコト以上に、アーティストとファンの共通言語でもある歌を通して、ステージ上で生き生きと輝く亜依ちゃんの魅力をおもいっきりで感じて幸せな気持ちになれたオレは、逆にもの凄く幸せ者なのかもしれません。
ファンにとって物理的な距離はどんなに頑張ったって握手で頭打ちですが、歌を通して感じ合うというのは果てしなく大きくなモノですからね。


とは言っても、もしまた握手会があったらもちろん行きたいですよ。やっぱり大好きな彼女を間近で見て触れ合い、言葉を交わしたいですからね。でも握手が出来なくても、ステージ上で生き生きと輝く彼女の魅力をおもいっきりで感じ続けるコトが出来る方がファンにとっては一番の幸せなのだと思います。


なにはともあれ、「加護亜依」のファンとしてこれからもずっと彼女と向き合っていく上において、大事なモノを確実に掴んだ「W ファンの集い」でした。