新曲「Missラブ探偵」。良いですよね。
結構好評でウレシイのですが、この曲が“つんく♂プロデュース”ではないコトで新鮮だという雰囲気が漂っていますね。
確かに今までのシングル曲とはガラッと雰囲気が変わっているので、アルバム曲・カップリング曲を聴いたコトのない人にとっては新鮮かもしれません。
ですがシングル曲・アルバム曲・カップリング曲とW(ダブルユー)の曲を良く聴いているW(ダブルユー)のファンにもそういった感覚があるのコトになんとなく違和感を抱いてしまいます。
つんく♂プロデュース”ではないこの楽曲にあえて新鮮味を感じるというコトは、今までは“つんく♂プロデュース”の楽曲が発表されても新鮮味は感じられずマンネリ感を持っていたというコトになりますよね。
オレは“つんく♂プロデュース”によるW(ダブルユー)の楽曲はレパートリー豊富でマンネリ感はなかったと思います。
シングルは「あぁ いいな!」「ロボキッス」「愛の意味を教えて!」と個性の強い楽曲揃いだし、カップリングも「乙女の携帯電話の秘密」「SEXY SNOW」「ジンクス」とこちらも個々に魅力のある楽曲です。
アルバム「2nd W」だって「デコボコセブンティーン」「五月雨恋歌」「抱きしめないで〜日記付き〜」「まだもうちょっと甘えていたい」そして名曲「18〜My Happy Birthday Comes〜」などほんとレパートリー豊富なラインナップです。
こういったW(ダブルユー)のオリジナルの楽曲を全て聴いても“つんく♂プロデュース”のマンネリ感などはありませんよね。むしろ彼は常に新鮮味のある楽曲を提供してくれていたと思います。
ではなぜ“つんく♂プロデュース”ではないってコトで新鮮だという雰囲気が漂っているのか?
確かに歌詞のパート割り、ラップなど新鮮味を感じる部分はありますが、過去の楽曲と比べて特別騒ぎたてる程の新鮮味があるとは思えません。昨日も言った通り大人っぽい楽曲は過去にもあります。

この曲を語る上で新曲発売の発表があった時から“非つんく♂プロデュース”という枕詞がついてまわっています。
そして「新曲はつんく♂プロデュースじゃないから新鮮だ!」という感覚を持っている人が多いと思います。
ですが、そういた人々の多くは“非つんく♂プロデュース”という枕詞に騙されて、楽曲云々を語る以前に「新鮮だ!」と思い込んじゃっているのではという気がしてなりません。

もちろんW(ダブルユー)の二人にとっては“非つんく♂プロデュース”でいつもと違う制作スタッフと仕事をしたコトは新鮮だったと思いますし、大きな意味があったと思います。それは昨日、一昨日と書いた通りですが、楽曲云々についてのコトではありません。