■

代々木ハロコンの感想の続き。
ごっちんプレゼンツのカーニバルが終わると、ステージ奥からまことがカタパルトからガンダムが出撃するかのごとく「まこと、行きま〜〜〜す！」ってな感じでドラムセットを装備して登場。おぉまことがドラム叩いてんよ！嬉しそうだよ！ステージ上でハロメンと一緒にいる時よりも生き生きしてるよ！カッケーんだけどなんか笑えるよ！
でもり生のドラム演奏を聴くと「やっぱまこともアーティストのはしくれなんだなぁ」なんて思いましたよ。やっぱり彼が大観衆の前で最も輝けるのはドラムを叩いている時なんですね。ドラムプレイになんて興味ないんだけどやっぱり本物は少なからず感動を与えてくれるものです。そしてそのまま大勢での“カッチョイイゼJAPAN”。「カッチョイイゼ！カッチョイイゼ！ま・こ・と！」ホント彼は我々のイイ兄貴ですわ。
そしてまた大勢による“This is 運命”でした。この曲ってメロン記念日の代表的なノリノリのナンバーなんだけど、メロンに思い入れがなくてもこの曲が好きな人は多いと思います。なのでハロコンのようなメロンヲタ率の低い色々なヲタがいる所では打ってつけな気がしました。理屈抜きで盛り上がれますからね。ハロプロ全体では正直人気は低いメロン記念日なんだけどハロメンや全てのヲタを自分達の曲で盛り上げられたのは誇らしいんじゃないかなぁ。
個人的にはステージに亜依ちゃんがいたんで、亜依ちゃんめがけて
亜依ちゃん「愛して〜〜〜ま〜〜〜すか〜〜〜〜♪」
オレ「愛して〜〜〜ま〜〜〜すよ〜〜〜〜♪」
ってな感じに盛り上がりました。
そして小川・前田による「悔し涙ぽろり」は曲調のおかげでいいブレイクタイムになったのですが、実力派ゆきどんと対等に歌うマコには正直驚きました。娘。ではイマイチ影の薄い彼女なんだけど全然イケテルじゃん。
やっぱりモーニング娘。内では発揮しにくい実力をこういう所で見れるとカラオケ状態も悪いトコばかりではないだなぁなんて思いますね。
んでもって次はエレジーズによる“印象派 ルノアールのように”なんですけど素晴らしかったですね。
サブステージの四角いジャングルを野性味とエロスの融合したダンスで駆け巡るって印象でした。田中・高橋はさすがモーニング娘。の主力だけあってハイレベル。れいなに関しては歌の最初の音出しが鈍かった気がするのですが、可愛さと色っぽさを使い分ける表現力は魅惑的ですね。高橋はやっぱり現モーニング娘。の象徴すね。なので娘。の時の方ほど輝いては見えませんでしたがやっぱりレベルは高いし素晴らしい。普段は地味な里田も実力者であるコトを十二分に発揮していましたね。人気のある三人に囲まれても全然違和感なしでした。
でも圧巻は柴田！モーニング娘。の主力を相手にメロン記念日の象徴が勝負を挑んでるかのごとく気合い入ってましたね。とにかくパート訳された部分での歌いっぷりが他の三人よりもパンチが効いてました。
ハイレベルな四人が切磋琢磨して作り上げた“印象派 ルノアールのように”の完成度は高いですね。
もっと見たいユニットだけど、このパフォーマンスはそれぞれのユニットでこそ存分に発揮して欲しいのです。
次は松浦亜弥による“ずっと好きでいいですか”。やっぱりあややはスゴイ。一言一言を大事に歌っているのが伝わってくる。曲に乗せて言葉を伝える姿は歌手とそて一皮剥けた印象ですね。最後のサビで盛り上がった後の「永遠の片想い〜〜♪」の所の静かにも感情の入った表現力は鳥肌モノでした。
続いては7/23は“ね〜え？”でした。歌手としての圧倒的なパフォーマンスを見せつけてくれた後に前曲とは正反対とも言えるカワイイ曲をどう表現するのかなぁなんて思っていたのですが、やっぱりアイドル松浦亜弥も健在でした。弾ける笑顔が眩しいし、自然とこっちも笑顔になれちゃうアイドルらしいお手軽な雰囲気を一気に作り上げますね。
「あややが好きだか〜〜らよ〜〜〜〜〜♪」
「みんなが好きだか〜〜らよ〜〜〜〜〜♪」
うん、圧倒的にカワイイと、掌の上で転がされるのがもの凄く楽しいですね。
7/24は“草原の人”だったのですが、失礼ながら以前は退屈だったこの曲も、今の歌手松浦亜弥の表現力によってもの凄く聴かせる曲と化してました。特にAメロのファルセットへの移行がスムーズで滑らかで心地よい歌声でした。

今日も長くなっちゃったんで、続きはまた後日。